小松市の予算案(コロナ対策)について

昨日、小松市議会において今年度補正予算と来年度の予算案が示されました。
コロナ対策第2弾のプレミアム商品券の発行も計画されているようです。

昨年のプレミアム商品券が発行された際、「あれはほんとに助かった。おかげさんで何とか乗り切ることができた。」という声も市内の飲食店を始めとする事業者の一部で聞かれていることから、第2弾をやるのは非常に良いことだと思います。

でも今回は、その調査費としてわずか200万円しかついていません。
昨年の商品券発行で仕組みは構築されているはずなので、第二弾については4月からすぐにでも始めれるようにしなければいけません。コロナ渦での生活が1年間続き、市内の各事業者さんからは、「本当に厳しい。もう乗り越えることができないかもしれない。」そんな声もいただきます。

小松市はいまのところ緊急事態宣言されていませんが、先行きが見えない状況に市内でも不安の声が広がっているのは事実です。
だからこそ調査費だけでなく、早急に実施できるよう今年度の補正予算の中でやるべきことだと思います。

また、このプレミアム商品券、一方で市民の皆さんからこんなふうにも言われています。
「結局、5千円なり1万円なりを先に支払う支払わなければならない。そうするとお金に余裕がある人しか買えない。
私たちはその5千円、1万円すら払うことが厳しいんだ。」といった意見もたくさん聞きます。

だからこそ小松市独自の、特に生活に困窮している方への給付金が必要なのです。
今回小松市は、新生児を対象した給付金制度を設けると言っています。
大いに結構だと思いますが、対象を子育て世代だけでなく高齢者等へ拡充した支援が必要です。

国民健康保険の18歳未満への保険料の減免という内容も予算案に計上されていましたが、これも同様。今サラリーマン世帯が多い中、果たしてどれだけの方が18歳未満で国民健康保険に加入されているんでしょうか。ほとんどが会社の健康保険に加入しているはずなので、扶養家族分の保険料は0円です。これも対象が少なすぎます。

必要な方にしっかりと届く、そういった制度を作っていかなければなりません。
一過性ではなく、給食費の無償化など十数年にもわたる家計支援を行っていく必要があります。

今の市政はなぜこのようにポーズだけの子育て支援策になるのか。これほどまでに財政出動を嫌うのか。
それは自らの任期中の借金返済の、その額にこだわってるからだと思います。
借金返済は確かに必要ですが、今はコロナ禍。通常の時とは違います。

まず小松市がしっかりと必要なお金を用意することで、観光・飲食等がにぎわい、経済が動き始めます。
その好循環を作り小松に元気を取り戻す必要があります。

変えていこう 新しい小松へ。
共に行動していきましょう。よろしくお願いいたします。

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